
草むしりを減らす庭づくり【後編】|場所別の選び方と施工のポイント
庭まるの外構コラム|後編
草むしり、
どこから
減らそう?
くつろぐ場所、歩く場所、物を置く場所。庭の使い方に合わせて仕上げを分けると、選び方が見えてきます。下地・排水と、部分工事の考え方まで整理します。
「材料の違いは分かったけれど、うちの庭はどこから変えればいい?」。リビング前では緑を楽しみたいけれど、建物の裏は草むしりを減らしたい。物置までは歩きやすくしたい。ひとつの庭にも、場所ごとに違う希望がありますよね。
大切なのは、過ごす・通る・物を置く・管理するだけ、という役割に合わせて仕上げを分けることです。前編の4素材比較を踏まえ、後編では、場所別の選び方と下地・排水、困っている一角から始める部分工事のポイントを整理します。
庭を役割ごとに分け、必要な場所へ必要な仕上げを使う
材料選びと同じくらい重要なのが、下地・排水・将来の使い方です。今困っている場所から部分的に整える方法もあります。
「手入れのいらない庭」は、手入れの種類を変える庭
土のままの庭では、草を抜く、刈る、土をならすといった作業が続きます。地面を適切に覆うと、日常の管理は落ち葉を掃く、砂や泥を流す、目地や端部を時々確認するといった作業へ変わります。
生えるたびに草むしり。雨の後はぬかるみや泥はねも気になります。
雑草の範囲を抑え、日常は落ち葉や土ぼこりの清掃が中心になります。
植栽や家庭菜園など、本当に土が必要な場所へ絞ります。
歩く、遊ぶ、物を置く、眺めるなど、使い方から仕上げを選びます。
表面だけでなく、雨水の流れと排水先まで一緒に考えます。
一つに決めず、場所と使い方で組み合わせる
庭全体を同じ材料にすると、使わない場所へ費用をかけすぎたり、反対に過ごしたい場所が使いにくくなったりします。おすすめは、庭を役割ごとに分けて考えることです。
- 1くつろぐ・遊ぶ
人工芝で緑とやわらかな居場所をつくる - 2眺める・集まる
舗装材でテラスや庭の見せ場をつくる - 3置く・運ぶ
コンクリートで物置や駐輪の足元を安定させる - 4管理するだけ
犬走りや建物裏は防草シート+砂利で覆う
タイヤや台車が動きやすいコンクリート、平板などを検討。
人工芝や舗装材で、出たくなる庭へ。日当たりも確認します。
舗装材の色・形で建物とのつながりをつくります。
防草シート+砂利で、必要な範囲を効率よく対策します。
雑草対策は「表面」より、下地と端部で差がつく
完成すると見えなくなる部分ですが、仕上げの下をどうつくるかで、水たまり、沈み、がたつき、雑草の出やすさが変わります。材料名だけで見積もりを比べないことが大切です。
見積もり・打ち合わせで確認したいこと
- 施工範囲と面積が分かる
- 掘削・残土処分の範囲が分かる
- 砕石・転圧など下地の仕様が分かる
- 防草シートの商品・重ね・端部処理を確認した
- 雨水の流れる方向と排水先を確認した
- 桝・配管・室外機まわりの納まりが分かる
- 車両が乗る場所の仕様を確認した
- 将来置く物や追加工事の予定を伝えた
よくある失敗は「とりあえず全面を覆う」こと
雑草だけを見て全面をコンクリートにすると、後から植栽、デッキ、物置、照明などを追加するときに、既存部分を壊す必要が出る場合があります。反対に、よく通る場所へ砂利を選ぶと、自転車や台車が動かしにくく感じることもあります。
庭全体でなくても大丈夫。草むしりがつらい場所から部分リフォーム
雑草対策は、新築時や全面リフォームだけの工事ではありません。毎年特に困る場所を絞り、既存の庭を生かしながら段階的に整える方法もあります。
狭くて草むしりしにくい場所を、防草シート+砂利や舗装で管理しやすくします。
手が届きにくい隙間を整理し、点検や掃除をしやすい足元へ変えます。
よく通る場所やくつろぐ場所だけを舗装し、土の面積を少しずつ減らします。
相談前にあると分かりやすい情報
庭まるが大切にしていること
草をなくすだけでなく、暮らしに合う庭へ整える
庭の雑草対策は、地面をすべて固めればよいとは限りません。ご家族が過ごす場所、日々通る場所、緑を残したい場所、管理だけの場所を分けることで、必要なところへ無理なく予算を配分できます。
庭まるでは、今の雑草の状態だけでなく、敷地の高さや排水、既存の設備、これからの庭の使い方も確認し、砂利・人工芝・コンクリート・舗装材を組み合わせたご提案を心がけています。
庭の雑草対策・施工についてよくある質問
既存の土の上へ、そのまま人工芝や砂利を敷けますか?
そのまま重ねるだけでは、凹凸、水たまり、沈み、雑草などの原因になる場合があります。既存の草や根、土の高さを確認し、必要に応じて掘削・整地・転圧・防草シート施工を行います。必要な下地は仕上げと使い方で変わります。
庭の一部分だけでも工事を頼めますか?
部分的な雑草対策も検討できます。犬走り、建物裏、室外機まわり、物置までの通路など、負担の大きい場所から整える方法があります。既存部分との高さや排水のつながりを確認して計画します。
相談するときは、何を伝えればよいですか?
気になる場所の全体写真と近くからの写真、おおよその縦・横寸法、雑草以外の困りごと、水たまりの有無、今後の使い方が分かると整理しやすくなります。図面がある場合は、あわせてご用意ください。
GARDEN RENOVATION
毎年の草むしり、
つらい場所から減らしませんか?
神奈川県平塚市を中心に、庭の雑草対策や部分リフォームをご検討中の方は庭まるへお気軽にご相談ください。写真やおおよその大きさを伺い、使い方に合う仕上げを一緒に整理します。
参考情報
※2026年9月に確認した公開情報を参考にしています。必要な下地、排水計画、施工可否は、材料、用途、敷地の高さ、地盤、既存設備、現場条件などによって変わります。





